河野としのりの決意
高齢者の方が安心して在宅で暮らせるように
医療、福祉、見守り、一人暮らしの高齢者の不安の解消
美浜区の人口は15万3千人、その内65歳以上の高齢者の方は、26.3%の4万3百人です。更にその内21%の8千7百人の方が一人暮らしの高齢者であります。寝たきり老人や一人暮らしのお年寄りの安否確認・見守りネットワークの充実強化が求められています。更に身寄りのない高齢者等で自らの葬儀やお墓に関して不安を抱える方が増え、エンディングサポートの充実も緊急の課題となっています。住み慣れた在宅での高齢者の生活を支援するため、24時間対応の訪問介護・看護サービスの運営も充実強化します。
子育て支援を拡大し、保護者負担を軽減し、保育士を確保し、子育と仕事の両立へ
人口減少の中で、子育てと仕事を両立できる環境が望まれています。医療費助成の対象を高校生年代まで拡大し、また「多子世帯の負担軽減」も進めます。千葉市の様に「こども発達相談室」を全県に開設し、就学前のこどもの発達に不安を抱える保護者を対象に、こどもの特性への理解を深め、発達障害の早期発見、早期支援につなげる体制も作ります。一時預かり、延長保育、病児保育、放課後児童のクラブに、また0歳から2歳までの小規模保育、家庭的保育を充実させ、更に保育士の待遇面の向上をはかり、子育てと仕事を両立できる環境を作ります。
認知症高齢者の行方不明の早期発見・対策
認知症の方は千葉市全体でも2万5千人を超えています。そんな中、近隣においても親戚においても部分的、形式的付き合いを望む人が増え、頼れる人がいなくなっています。また家族間も変化しており、子供は遠方に住み、親子間であっても「関わりたくない」、「迷惑を掛けたくない」という方が多くなっています。更に認知症を抱えるかぞくにおいても、地域とのつながりが希薄で周りに迷惑を掛けたくないという方々が多くなっています。そうした中で、認知症高齢者の行方不明への対処の不安と、行方不明への早期発見について、日々住民の方から切実な要望、意見が届きます。「認知症高齢者の行方不明の早期発見・対策」に対して、助成も含め確りと推進していきます。
能登半島地震を教訓として災害時の準備・対策を充実させる
昨年1月に、死者4百人、全壊家屋8千連を超える被害を出した能登半島地震が起きました。道路やインフラの水道管などが被害を受け、各地でそれらが寸断され、壊れた家屋からの人命救助に欠かせない重機や復旧に向けても物資が届かず、また地震による海底隆起で港も使えず、海からの救援物資も届かない状態となりました。能登半島地震での孤立した災害地の復旧は困難を極めました。千葉市も東京と千葉市の間には東京湾ヘ流れる河川の橋梁は5本も7本もあるし、地震によって主要道路は交通止めになり救援物資は届かない孤立状態もありえます。南海トラフ地震、また関東大震災がその周期に入り、大地震への、初動対策、自立した避難、救命、復旧、帰宅困難者の救済に対し確りした準備を進めます。
スターリンクについて
今までみたいに赤道の上に1個だけ静止衛星を打ち上げ、3万5千キロも遠く離れた地上と通信する静止型衛星通信は既に古くなっています。スターリンクは1回で100発ぐらいたくさんの衛星を上げ、既にスターリンクは3,000、5,000という衛星が互いにバックアップを取って、地上から500キロぐらいのところを周回しています。星座のように衛星が地球を帯状に囲んで通信の集合体を創り個々の衛星はバックアップもなされています。スターリンクの衛星とリンクして災害時の通信とするのは、多くの自治体で既に行われています。戦時下のウクライナはじめ、東京でも神奈川の各自治体でも検証し高速・低遅延の通信でき、カバーエリアが広い等の優位性が認められ使っています、能登半島でも閉ざされた孤立部落の通信にも使われました。千葉県もこの新しいコンストレーション星座型衛星を使った災害時通信を行います。