3-4少年犯罪に対する認識、今後の防止対策について

 全国的に少年犯罪が急増しています。県内では、ことし上半期の少年の総補導人員が、昨年同期比で二千百五十五人増の三万五百八十九人で、七・六%の増加と聞いています。このうち窃盗、傷害など、刑法犯少年の補導人員が三千四百十一人で、昨年同期比で六百三十人、実に二六・一%の大幅な増加と聞いています。動機は遊ぶ金欲しさから、いきなり型という今まで非行歴のないごく普通の子が突然突出し、犯罪を犯す類型がふえているとのことです。さらに、県警が行っている未成年者を対象にした電話相談のヤングテレホンには、実に保護者等からの非行の相談が前年同期の約三倍に急増していると聞きます。このように我が県においても、今少年たちは何か情報化社会のストレス、またエスカレートする刺激を求めて、次第に凶悪、粗暴化しているように思います。
そこでお伺いいたします。県警としては、こうした少年の犯罪に対しどのように認識し、どのような防止対策を考えているかお聞かせください。

 青少年の健全な育成を阻害するおそれのある図書等については、千葉県青少年健全育成条例に基づき有害図書等として指定し、青少年への販売等の規制を行っているところであります。 今後とも青少年の健全育成を阻害するおそれのある有害なものは、必要に応じて有害図書等として指定を行う等、本条例の適正な運用に努めてまいりたいと考えております。