5-1遺伝子組み換え食品に対して
ことしの二月定例県議会で、東京都議会に次ぎ全国で二番目に遺伝子組み換え食品の表示と安全性の再検討を求める政府への意見書が採択されました。以来、県内及び全国の自治体の議会において大きなうねりが起き、九月初旬において実に三百六十二の自治体の議会が同様の意見書を採択するに至っています。また、遺伝子組み換え食品の輸入に反対し、表示を求める署名は四月において四十五万人集まり、厚生大臣に提出されました。九月現在においては百数十万集まっていると聞いています。
遺伝子組み換え食品に関する意見書が全会一致で採択され、国に提出されたことにつきましては、食と健康に対する県民の関心の高まりと認識しているところでございます。 県としては、遺伝子組み換え食品について県民の理解を深めるためにパンフレットを作成しまして、保健所等の実施する講習会等を通 して情報の提供に努めておりまして、今後ともより一層県民への情報提供等に努めてまいりたいと考えております。
また、子供を持つ親の多くは、子供たちの学校給食に遺伝子組み換え食品が混在することに不安を持っています。県の教育委員会は食材の原産地を検討し、可能な限り組み換え食品を使わないよう学校給食関係者に通 知すべきと思うがどうか。
遺伝子組み換え食品につきましては、身体に悪影響を及ぼす可能性があるとの議論があることは承知しておりますけれども、国はこの食品の安全性確保のため安全性評価指針を策定し、個別 の品目ごとに安全性の確認を行っております。
また、子供を持つ親の多くは、子供たちの学校給食に遺伝子組み換え食品が混在することに不安を持っています。県の教育委員会は食材の原産地を検討し、可能な限り組み換え食品を使わないよう学校給食関係者に通
知すべきと思うがどうか。
遺伝子組み換え食品につきましては、身体に悪影響を及ぼす可能性があるとの議論があることは承知しておりますけれども、国はこの食品の安全性確保のため安全性評価指針を策定し、個別
の品目ごとに安全性の確認を行っております。
次に、県は遺伝子組み換え技術等を使った農産物の品種開発を強化するため、県農業試験場を中心にプロジェクトチームをスタートさせ、十一品目の研究対象を選定し、新品種を開発する計画であると聞くが、遺伝子組み換え農産物の安全性の確認をどのように行うのか、お答え願います。
農業振興の上で、農産物の品質や収量を向上させるために、新品種の育成は非常に重要でございまして、県では、本年度から新品種育成強化促進事業を実施しまして、落花生及びストックについて遺伝子組み換えを予定しているところでございます。
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