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美浜区は3万人の方々が、東京都に通勤・通学する街
昼間の震災時、県外通勤・通学者の安否情報はどうする?

(平成7年12月県議会にて質問)(平成9年9月県議会にて質問)
 私の住む千葉市美浜区においては二万九千人つまり、人口の四分の一に当たる方が東京都に通勤、通学するまちであります。
 こうした県民の災害時の一番の関心は、昼間震災が起き離ればなれになった家族の安否情報です。この情報は、さきの県民世論調査においても、県民の実に68%の方々が震災時必要な情報として掲げています。また、8月25日、警視庁が都内千カ所の事業所と4,000人の従業員を対象に行ったアンケート調査において、54%の方が阪神大震災級の大地震が来た場合「帰宅できない」と答え、その中で、「一番困ることは」と尋ねたら、約半数が「家族の安否の確認手段の確保」を掲げました。また、八割を超える方が「どんな手段をとっても帰宅したい」と回答しています。
 平日の昼間に大規模地震が発生した場合、交通機能の麻痺、通信手段の途絶などにより東京都て情報センターを設置しているところもあります。災害時に非常に有効な施策と考えます。
 そこでお伺いいたします。県内に災害があったとき、県対策本部等から県内被災情報、安否情報、帰宅に役立つ交通情報等の情報を収集し、都内通勤、通学者に迅速に情報提供すべき手段を当県も検討すべきと思うがどうか。

知事 災害が発生した場合、県内はもとより県外の人々へもテレビ、ラジオ、新聞などの報道機関の協力を得ながら被災情報等の提供を行っていく。また、東京都では震災時における昼間都民対策検討会を設置し、昼間都民に対する情報提供や保護、支援策について検討している。
今後はこの委員会での検討結果を参考にし、東京都との連携を図りつつ、より効果的な情報提供の方法を検討していく。

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