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政治を変える

こうのとり通信より
地方行政とは?

国の仕事は、外交や防衛をはじめ、何かとマスコミも大きく扱い、皆さんの興味も、分りやすく威勢のいい方に向いていきます。特に今の国の政治は、勧善懲悪の演出がさかんになされ、良い者、悪者と分けられ人々の興奮を誘っています。
しかし、私は、政治とは生活そのものだと思います。困っていたら助けるのが政治です。対立が起き困り果てているところには、体を張って秩序をもたらせるのが政治です。生きがいも無く寂しい目しかない若者がいたら、人生の意味と価値に気づかせ、教育するのが政治です。本当に身近な生活そのものが本来の政治だと思います。
 朝、起きたら、顔を洗い、トイレにも行きます。食事の仕度もします。その時、水道の水、トイレのし尿、炊事の後のゴミ、皆県や市の仕事です。水道は、県や市の公営企業、し尿やゴミも市で行い。通勤通学に通う道も多くは市や県の管理です。子供たちの通う小学校や中学校も市で運営され、高等学校は県で運営されているのがほとんどです。警察や消防という私達の安全も県や市の仕事です。くらしに困った人たちの生活保護、不自由な方の福祉対策も県や市が行っています。私達を災害から守るための河川や海岸の改修も県の仕事です。公営住宅も県や市がやっています。その他、良く知られている戸籍の届出、住民登録、印鑑証明はもとより、環境生成、産業の振興、たくさんの私達の生活に密着したものが、地方の行政です。だから具体的なのです。論理の応酬やパフォーマンスの交換では終わらないのが地方の政治です。
直接、地方行政は、私達の生活に影響するのです。だから、人の心をつかんでおかねばなりません。さらに、地方の財政をしっかり立て直し、長期に渡って安定させねばならないと思います。生活がかかっているからです。この時期、国の財政が倒れても、やりくりできるぐらいの戦略がいるのです。災害が起きたら、復旧せねばならないのです。財政はどんな時でもしっかりしておかねばならないのです。

目  次

地方の行政とは?

これからの地方政治

地方交付税は今まで
通りではない

外形標準課税導入について

景気対策を地方から

変わらない結果平等の
地方自治体

議会の活性化

NHK「地方発 構造改革」
を見て

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